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弊社取扱投資信託の基準価額下落について (2022年3月15日)

2022年3月16日(水)

弊社取扱投資信託のうち下記投資信託の基準価額(税引前分配金再投資基準)が2022年3月15日(火)に5%以上下落いたしましたので、お知らせいたします。
 

対象銘柄

銘柄名 基準価額(円) 前日比(円) 騰落率
HSBCチャイナオープン 29,241 ▲1,786 ▲5.76%

 

要因

3月15日(火)の基準価額に反映される14日(月)の中国の株式市場は総じて軟調となり、

  • 香港市場でH株指数が前営業日比▲7.2%
  • レッドチップ指数が▲5.0%
  • 本土市場では上海A株指数が▲2.6%
  • 深センA株指数が▲2.9%
  • でした。

    以下の要因が、投資家心理の悪化を通じて、市場の下落ひいては上記ファンドの基準価額の下落に繋がりました。

    • 先週、米国証券取引委員会は外国企業説明責任法に基づき中国企業5社*を新たに特定。
      これにともない、当該5社は同法の会計監査要件の順守を怠れば、米国の取引所からの上場廃止対象となる可能性が出てきていることもあり、中国企業の米国預託証券(ADR)を巡る不透明感が高まったこと。
    • 中国の深セン市は14日(月)、新型コロナウイルスの感染者数の増加から、同日から20日(日)まで事実上の都市封鎖を始めたこと。
    • 11日(金)に発表された2月の国内銀行の新規人民元建て融資の伸びが前月比▲69%となったこと。

    備考

    *具体的には、

    • 外食大手の百勝中国(ヤム・チャイナ・ホールディングス)
    • バイオテクノロジーの百済神州(ベイジーン)
    • 医薬品開発の再鼎医薬(ザイ・ラボ)および和黄医薬(ハチメッド・チャイナ)
    • 半導体開発の盛美半導体(ACMリサーチ)
      の5社。

      なお、上記ファンドにおける当該企業のADR保有の有無は、HSBCチャイナオープンおよびHSBC中国株式ファンド(3ヶ月決算型)のマザーファンドにおける百勝中国(ヤム・チャイナ・ホールディングス)のみであり、その保有比率は0.4%(マザーファンドにおける比率、3月14日時点)となっている。

      より詳しい内容につきましては、金融商品仲介業者または弊社の担当営業員までお問い合わせください。
      引き続き弊社取扱投資信託をご愛顧頂きますようお願い申し上げます。

      PWM日本証券株式会社